サッカーのさまざまな楽しさをあらゆる世代に伝えることを目指します。発育発達における、その時々の最適な指導を中長期計画の中で取り組む。
1人1人の土台を築き、1人1人の特長を伸ばします。基本的な技術、戦術、体力を習得させ、人間形成を含めた将来性のある選手の育成。努力することの大切さを知り、継続、積み重ねの中で喜びを体得する人間の育成。
1人1人の個性、能力を伸ばし、1人の人間として成長、自立を促す。自主的に考え判断、行動ができ、正しいチャレンジが出来る選手へ。
選手の行動や言動の変化には、必ず理由があります。そんなときに問われるのが指導者の観察力。指導者は観察が仕事と言っても過言ではありません。なぜなら、指導者は試合に出ることができないからです。監督が試合に出ることは残念ながら不可能です。
主役は選手です。
指導者はあくまでも選手をサポートする立場です。だからといって、何も言わずに見守るのでは、ただの“放置”です。そうではなく、コーチはアドバイスをして“導く”という役割を担います。じっくり観察して情報を集め、選手の性格や状況に応じて、どのようにアプローチをするのが最善かを考えるのが役割です。
試合に出れなかったりスランプに陥っている子供にどれだけ客観的な理由を並べても、なかには試合に出られないことでモチベーションがグッと下がってしまう子供もいます。そんなとき、試合に出られる・出られないに関係なく、モチベーションを維持した状態で練習に取り組ませるためのアプローチが必要になります。
指導者の関わり方として、選手の考えや意見を引き出すことも非常に重要です。技術や戦術などを教え込む、いわゆる「ティーチング」が必要なこともありますが、子供が何を考え、何をしようとしてそのプレーが生まれたのかという点を引き出し、その意見のもとで、指導者の考えとすり合わせを行う必要があります。
当然ながら、サッカーの原理原則や理解という点に関しては、子供達に教え込む必要が出てくる場面があります。またサッカー以外でも、いわゆる人間教育の部分で挨拶や片づけなどを徹底させることも大事だと思います。けれども、最終的には「ティーチング」から「コーチング」へ移行することが必要です。
子供達本人の判断を促すなかで、コーチが関わっていくことが理想だと思いますし、それができるようにならないと、いつまでも誰かを頼り、自分では何がよくて何が悪いのかをジャッジできないままになってしまいます。
カベッサでは、子供のモチベーションを下げないためにも、「褒める」ことは意識しています。いいプレーのときにはしっかり褒め、よい・悪いの「基準」をはっきり示してあげることが大事です。
一方で、ミスが起こったときには、指導者は「現象」ではなく、「原因」に目を向けるべきです。なぜそのプレーがミスにつながってしまったのかという原因が重要で、選手との問答を繰り返し、お互いの考えを引き出し合いながら探っていくことを大切にしています。
どうすれば、その原因が改善できるのかということを考え、トライする。それが一番大事なことだと思います。自分の考えをはっきりと述べ、意見をすり合わせるということが小さい頃からできていると、サッカーをはじめとしたスポーツの場面だけでなく、日常生活や将来、社会に出たときにも必ず活きるはずです。
子供達自身が自分の判断や決断の下でプレーを実行した結果、ステップアップできたという経験をさせることが指導者の役割だと思います。子供もこのサイクルのなかで成功体験が増えれば、大きな自信へとつながります。指導者の一番の役割は、「いかに選手の心に火をつけれるか」だと思っています。自分で判断して行動し、実行に移せるような自立した選手を育成することが、我々の役割です。
試合になると緊張してしまい、本来の力がなかなか発揮できない人はいませんか?
それはスポーツの場面に限ったことではなく、人はこれまでに経験したことのないような大舞台や、絶対に負けられない、ミスは許されないといった状況に置かれると緊張が生まれます。
日常では味わえない経験だから人間は緊張するのです。
もしいつも緊張してミスにつながる子供がいたら、プラス思考に転換してあげることが大切です。
それは、どれだけ自分を見つめ直せるかだと思います。日々、今日の練習はどうだったか、どうしたらもっと上手くなるか、今の課題は何かを、少しでも考える習慣を身につけ、出来ることをどんどん増やしていくことが自信につながり、緊張から解放される方法です。
幼少期からしっかりと自分の夢や目標を設定することは重要です。目標設定ができている子供は、将来の夢や目標に向かってより具体的に行動できます。
逆に漠然とした未来しか思い描けていなければ、なかなか行動につながりません。そこはどうしても差が出てきますが、具体的なトレーニングを積み重ねることによって自分を見つめることができるようになります。
夢を叶えた人は自分を第三者として客観視することができます。このことからもやはり、自分を見つめ直せるような選手になってほしいと思います。
また、親御さんの子離れも子供の成長には欠かせません。子供に愛情を注ぐことは決して悪いことではありませんが、度を越えればただ甘やかしているだけにすぎません。そうした子離れのできない保護者の存在が、親離れを停滞させている原因でもあります。子供は保護者が離れれば、必ず自立します。子供達が親離れしようと頑張る必要はなく、むしろ保護者が子離れする努力をしなければならないのが、現代なのかもしれません。
冒頭に述べた目標設定では、逆算が大切になります。要は「目標を達成するためにはどうすればいいか」と考えなければならないわけですが、保護者にもぜひ逆算して考えてほしいと思います。
言葉の選び方ひとつで子供の反応は変わりますし、性格は十人十色です。メンタル面へのアプローチは非常に難しく、悩ましいところではあります。だからといって、その部分をおろそかにするのもよくないと思います。「心技体」という言葉があるように、優先順位はあれども、技術や体力だけではなく心へのアプローチもまた、同じくらい大切なことだと考えています。
地域を元気に
子供達に夢を
子供達が笑顔で楽しく自主的に学べる環境作り
世界へ羽ばたく選手育成
地域に根ざした施設、大会
常に前向き
・自分の力でどうにか出来る事に専心積極的にチャレンジ
・常に向上心を持つこのスクールはみんなの、
自分達のスクール
自 立
・プロフェッショナルとして24時間をデザイン子供が成長するために
・全力を尽くす子供の時間で考える。
子供の変化を見逃さない。(具体的なコーチング)
子供の成長を1番に考える(伸ばしたい、改善したい、喜ばせたい)
よきお手本となる。(振る舞い、デモンストレーション)
スクール生一人一人にあったコミュニケーション、コーチングを意識して行う。
課題を克服することで成長していく。(心の成長、我慢強さ)
サッカーを通して成長させる。
カベッサメソッドを伝えるために、目的をはっきりさせ、テーマをもった練習を行います。
一人ひとりに寄り添うために初心者~経験者まで、レベルに応じてクラスを選べます。
サッカーにおける、プレーの原理原則から外れずに、個人技術・個人戦術~グループ戦術まで年間通して指導します。
カベッサ熊本で巻誠一郎から直接研修を受けたコーチ陣が指導します。
年 1・2 回程度、サッカー合宿を実施し技術面だけでなく生活面の成長の場となっています。